つい言ってしまう言葉と雰囲気のギャップ
- コクーンブログ
- 2017年7月4日
- 読了時間: 2分
『ありがとうございます』
『すいません』
『そうですよね』
目の前にいる相手とのコミュニケーションを円滑にする便利な言葉
の一つだと考えています。
例えば、
頂きモノをした時、『ありがとうございます』。
モノが何であれ、相手の、こちらを気に掛けてくれている気持ちに対して、
ありがたいと思うことは自然であると思います。
でもたまに、ここでの『ありがとう』ってどういうこと?
ここで『すいません』って何に謝ってるの?
『そうですよね』って人の話聞いてるのかな?
と感じる場面に出くわす時もあります。
言葉と雰囲気がリンクしていないなと感じる時もあるのです。
謙虚な感じとは違う…おそらく、小さい頃からの親子の関係性のあり方に関連した
自信の有無と関係しているようにも思っていますが…。
『ありがとう』をたくさん使うと運気がアップする。と思い込んでいる人もいるようですが
意味の無いところで使うことは、ココロの奥にある我欲という濁りを増幅させてしまう事に繋がり、
そのことが他の人の運気(というかエネルギー)を奪うことに繋がってくるように感じていますので、
私はおススメしません。
言葉と雰囲気がマッチしていた方が、言った方も言われた方も気持ちが良いし、自然だと思うからです。
会話の中で、思ってもないことを、口癖のように使ってしまう事は、
相手との、意思疎通のズレを作り出してしまっている事に気付けないだけでなく、
自分自身に対しても、余計なストレスをボディブローのように与える事に繫がってくるのです。
時として、雰囲気を変えたい場面で有効に働く場合もあるとは思いますが、
本来、人間同士、対等であることが自然な事になるのです。
高圧的な態度を取る人や、媚びへつらってくる人。
自分より上か下かの違いだけで、どちらも思考の構造が同じ人になります。
こういった人が周囲にいる場合、
上手に距離を取って付き合うことが、自分を守ることに繋がってくるように感じています。